NOTES OF A JOURNEY

29歳の誕生日を迎えました

はっぴーばーすでーとぅーみー♪

今日2008年11月28日は僕の20代最後29歳の誕生日。出張中のため、パリのホテル自室でたった1人で日付が変わる瞬間を迎えました。思い返せばこれで誕生日を海外で過ごすのは4度目。8歳と9歳はニューヨークで、22歳はチェコのチェスキー・クルムロフで、そして今回はパリです。もっとも完全に1人きりは今回が初めてですが・・・。

さて、それにしても出張中に誕生日を迎えるなんてついてないなと思っていたのですが、滞在しているホテル"Intercontinental Paris Le Grand"が粋な計らいをしてくれました。部屋をアップグレードしてPalais Garnier（オペラ座）を眼下に望むものに、そして少し外出している間に部屋にシャンパンをプレゼントとしてセッティング。こういうサービスって寂しい男心にぐっときます。写真のとおり部屋からの眺めは最高に素晴らしいし、シャンパンも出張中にささくれた心を癒してくれました。

29歳の1年、今年も充実した1年になるよう精進します。

ところで、パリはクリスマスに向けてのライトアップが準備万端始まっていました。写真はGaleries Lafayette（ギャラリー・ラファイエット）。神戸ルミナリエや東京ミレナリオみたいです。

バルセロナ週末旅行より戻りました

11月22日、23日の週末1泊2日でバルセロナに週末旅行に行きました。欧州内格安航空会社easyjetを使ったため、22日4時自宅発、23日25時自宅着という強行プラン。最後ようやく家にたどり着いた時にはもうクタクタになっていました。まだその疲れが抜け切っていないので、細かい旅行記は後日書こうと思いますが、バルセロナのとりあえずの雑感としては、温暖で、グルメが充実していて、町並みも可愛らしく、最高に気に入ったのでした。飲んで食べてガウディを観て、飲んで食べてドメネクを観て、飲んで食べてスペイン人女性を見て、飲んで食べてわっしょいわっしょいという感じです。

そんなバルセロナでとても可愛らしい3匹の猫に出会ったので、紹介したいと思います。

にゃー。

にゃーにゃー。

にゃーにゃーにゃー。

ロンドンでは猫を全く見掛けないので、久しぶりに癒されました。

メンチカツ

そんなことも知らなかったのかと言われてしまいそうですが、レシピを眺めていて今日初めて、メンチカツとハンバーグの中身が一緒であることに気が付きました。タネを作った後、衣をつけて揚げるか、焼くか、その違いだけだったんですね。恥ずかしながら全く知りませんでした。

ということで、1週間ほど前に大量に作って余っていたハンバーグのタネを使ってメンチカツを作ってみました。揚げたてをいただくと、口中にじゅわっと肉汁が広がって実に旨い。ハンバーグとはまた違った味わいで、とても気に入りました。

料理って時にはこんな使い回し方もできるんだなと妙に感心したのでした。

バラとSt. Paul's Cathedral

ここ最近毎日のように雨が降り、日の光浴びることがほとんどありませんでしたが、今日は久しぶりに晴れ間が広がりました。ランチ時間の散歩にカメラを持ち出して、大好きなSt. Paul's Cathedralをバックにバラをパチリ。

ロンドンでは、1年中バラが咲いている気がします。

小室哲哉 My Best 20

アメリカ大統領選挙当日、世界中が固唾を呑んで見守っていたこの歴史的選挙を押しのけて、日本ではNHK朝のニュースのトップを飾ったのが「小室哲哉逮捕」だったと聞いています。

どちらの方がニュースバリューがあるかという議論はさておき、中学、高校と人生で最もJ-POPを耳にするであろう時期に日本の音楽シーンの頂点に君臨していたのはまぎれもなく小室哲哉その人だったので、僕にとってもかなりの衝撃でした。彼の楽曲を聞くと思い出される出来事も少なくありません。若干寂しくもあり、悲しくもあります。

そこで、かなり今さらではありますが、「小室哲哉 My Best 20」を考えてみました。

20.「a walk in the park」　安室奈美恵
19.「愛しさと　せつなさと　心強さと」　篠原涼子
18.「TOO SHY SHY BOY!」　観月ありさ
17.「survival dAnce　～no no cry more～」　trf
16.「REMEMbER ME?」　木根尚登
15.「CANDY GIRL」　hitomi
14.「DEPARTURES」　globe
13.「FACES PLACES」　globe
12.「be together」　鈴木あみ
11.「ふわふわ　ふるる」　tohko
10.「CAN YOU CELEBRATE? 」　安室奈美恵
9. 「FACE」　globe
8. 「Save your dream」　華原朋美
7. 「ez do dance」　trf
6. 「Mｙ Revolution」　渡辺美里
5. 「Still Love Her」　TM Network
4. 「CRAZY GONNA CRAZY」　trf

3. 「love the island」　鈴木あみ

2. 「Self Control」　TM Network

1. 「get wild」　TM Network

懐かしい曲ばかりで、「get wild」に至っては目頭が熱くなります。逮捕されても、有罪となっても、小室哲哉にはいつかまた復帰してもらいたいです。

結婚できませんね

先日、日本にいる後輩の女の子から電話でこんなことを言われてしまいました。

「ブログ拝見しています。すごくたくさん料理なさってるんですね。先日はパン粉をご自分で作ったとか・・・。でもきっともう、結婚できませんねー。旦那さんの方がお料理できると女の子は嫌でしょうから、誰もお嫁さんに来てくれないんじゃないですか？」

ロンドンの寒空の下、28歳独身男子、絶句してしまいました。大きなお世話です。簡単な料理しか作っていないのに・・・。

何はともあれ、是非とも結婚はしたいと思っていますが、ある程度値が張るレストランに行かない限り自炊した方がはるかに美味しいものが食べられるのが、ここロンドン。従って、今日もまた料理に勤しみました。まずはナスの甘辛煮。醤油、砂糖、酒で煮込んだトロトロのナスが、まさに日本の味といった具合でとても美味しかったです。ご飯に合う！ みんな大好物！！ばぁばの甘辛ナス煮～～♪ by すう子

そして、先日大量買いした豚ロースを、また別の味付けで料理してみました。バルサミコ風味ソース。ソテーした豚ロースステーキに、バルサミコ酢、醤油、砂糖で味付けをします。ボリュームがあるステーキ肉が、酸味が効いてさっぱりと食べられました。ビールに合う！ ポークソテー★バルサミコ風味ソース by kahoo

Remembrance Day

11月11日はイギリスでは「Remembrance Day」という記念日になっています。 日本語に訳すと「追悼の日」となるでしょうか、休日とはなりませんが、第一次世界大戦以降の戦争での戦死者を国を挙げて偲ぶ日。日本でいう8月15日、終戦記念日といえばしっくりくるかもしれません。1918年11月11日午前11時に第一次世界大戦が休戦となったことから、この日となったそうです。

イギリス国中で午前11時から2分間黙祷が捧げられます。時計が午前11時を指した途端うちの会社でも全ての電話線が切られ、ミーティングも中断され、フロア中が沈黙に包まれました。うちは日系企業で第二次世界大戦では敵国なのに、とか、黙祷2分間は長いだろう、とか思ったりしましたが、郷に入れば郷に従えです。イギリスに限定せず全て国々の戦死者に哀悼の意を示す意味で、僕も静かに目を閉じました。

日本でもこういう日を設けてはどうでしょうか。例えば8月15日の終戦記念日では、記念式典においてのみ黙祷が捧げられており、会社で日中に全ての作業が中断されて全員が黙祷するといったことはあまり考えられません。戦争、過去の負の出来事に対して、1年に1度くらい国中一体となって真摯に向き合う瞬間があっても良いのではと思います。

ところで、この「Remembrance Day」の1、2週間前頃から、街中でこのポピーのブローチを付けた人を多く見かけるようになります。「Poppy Appeal（ポピー・アピール）」といって、戦没者に対する募金活動に協力した人にポピーのブローチが配られるのですが、ブラウン首相はもとよりBBCのキャスターまで、本当に数多くの人が付けています。日本の赤い羽根共同募金が思い出されました。なお、実はポピーというのは戦場跡地によく咲く花だそうです。通常ポピーの種は地中深くある時は休眠状態で、それが塹壕を作ったり軍靴で踏まれることによって地表に出て花をつけるとのこと。戦争犠牲者を決して忘れることがないように、この花にはそんな意味が込められているのかもしれません。

WICKED

11月15日土曜日、ミュージカル「WICKED」を観に行きました。有名な童話「オズの魔法使い」の裏話というストーリー構成で、西の悪い魔女・エルファバと北の良い魔女・グリンダの友情や恋愛模様を軸に描かれています。

笑いに社会風刺が小気味良く時折織り交ぜられ、そして最後には少しほろっともさせられる、見ていて一瞬たりとも飽きが来ない筋書きがとても楽しい舞台でした。加えて、音楽も良い。ダンスも良い。衣装も良い。エルファバとグリンダの歌声にも惚れ惚れです。

観終った後思わず笑みがこぼれる素晴らしいショーでした。超お薦め！

初ハンバーグ + 英国滞在3ヶ月経過

今日は初めてハンバーグを作ってみました。牛ミンチ肉がびっくりする程安くて、400gで99p（=150円）。これは作るっきゃないと。1人で肉こねて、ポンポンとキャッチーボールしながら小判型に形を整えて、一体僕は何してるんだろうと全然思わなかったと言えば嘘になりますが、ちゃんと肉汁が中に閉じ込められたジューシーなハンバーグが出来上がって大満足です。タマネギソースもばっちり。 秘密のハンバーグ～玉ねぎソース編～ by りなまる

今日で渡英して3ヶ月間が経ちました。まさに光陰矢の如しといった感です。本音を言えばもっと仕事で活躍したいのですが、こういったご時世なので、まあ仕方がないかなと。ただその代わりにプライベートは大いに充実しています。日本にいた時と比較してオンとオフの時間バランスが圧倒的に良くなりました。観光したり、美術館・博物館を巡ったり、観劇したり、読書したり、勉強したり、料理したり、インターネットしたり・・・、自分の時間が本当に多い。思索に耽ることも増えました。人生を見つめ直す良い機会です。

初プレミアリーグ観戦 Fulham VS Newcastle

11月9日日曜日、初めてプレミアリーグを観戦しました。「Fulham VS Newcastle」の一戦。ロンドンを本拠地とする4つのクラブチームの中で1番チケットが取りやすいFulhamのホームゲームで、試合の4日前にクラブのオフィシャルホームページからゲットしました。さすがに世界的に有名なArsenalやChelseaではこうもいかないみたいで、シーズンチケットを持っていなければダフ屋やオークションから買う以外に入手方法はないようですが。

Fulhamのホームスタジアムは僕の家からバスで20分程の場所にある「Craven Cottage（クレイヴン・コテージ）」。収容人員22,230人の比較的こじんまりとしたスタジアムではありますが、住宅地のど真ん中に何気なくあるのでびっくりしました。

でももっと驚いたのは、スタジアムの中に入ってからでした。日本では絶対に考えられないくらい、ピッチと観客席との距離が近いのです。今回の席は前から4列目だったのですが、サイドラインまでほんの2、3メートル。サイドを駆け上がるFWと守るDFがゴツンゴツンとぶつかり合う音までしっかりと耳に届いてきました。席の高さもピッチとほぼ一緒で、あたかもフィールドに立っているような気分が味わえます。日本のように、ピッチの周りに陸上トラックが敷かれ、その外側にコンクリート塀が作られて、そしてその上に乗っかった席から見る感じとは大違いです。試合との一体感、臨場感が格別。痺れるものがありました。

残念ながらこの日の両チームのプレー自体はお世辞にも素晴らしいとは言えないものが多かったのですが、それでも日本で今まで見てきたサッカーとは一味も二味も違って、迫力を存分に楽しむことができました。また近い内に絶対に観に行きたいと思います。なお、結局試合は2-1でFulhamが勝ちました。

余談ですが、後半途中交代で出場した元イングランド代表のMichael Owen（マイケル・オーウェン）、前半彼が僕から2メートルの距離のところでウォーミングアップをしていました。バロンドール（欧州年間最優秀選手賞）を受賞したことまである名選手がこんな近くで見られるなんて感激！